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 ●出雲旅行記初日(8月2日) その2

8月2日(土):ひたすら移動!そして見学!! その2

『行った場所』
  ・須佐神社(すさじんじゃ)
  ・須賀神社(すがじんじゃ)
  ・八重垣神社(やえがきじんじゃ)
  ・神魂神社(かもすじんじゃ)

  ・熊野大社(くまのたいしゃ)
  ・佐太神社(さたじんじゃ)
  ・いずもまがたまの里伝承館
  ・松江城(まつえじょう)
  ・松江神社(まつえじんじゃ)
  ・須佐神社(二回目)

さて続きです。やっぱり1Pじゃ無理だった。

熊野大社。
立派! の一言。手前にある八雲橋の朱色が綺麗なこと。緑と朱色と周りの緑のコントラストが綺麗で綺麗で、暫く足を止めてほわーっと眺めておりました。

■鳥居と本殿に続くまでの風景■
入り口

由緒書き
由緒書き

八雲橋から大社を覗いて。
八雲橋 神社へ向けて

橋からの景色がとても綺麗でした。
橋からの景色

御祭神はまたも素戔嗚尊(すさのおのみこと)。しかしここでは別名の伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命(いざなぎのひなまこかぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと)という御名で祭られています。
もう、ここまで長いと覚えるの無理っ(笑)!
櫛、という字が入っている通り、お守りに櫛があったりとちょっときゅんとしました。
御利益は招福や厄除け。
熊野大社と聞いて思い出すのは和歌山の方なのですが、どうやらこちらの方が祖という説もあり。

■階段から本殿へ■



注連縄!
下から覗くとまたすごいんだ……

ここの雰囲気も好きでした。いつか和歌山の方にも行ってみたいなあと思いながら散策。
どこの神社もそうなのですが、主祭神として祀っている神様以外にも色々な縁のある神様を左右に祀っているのでここでもうろうろ。そうしたらやっぱりありました。

■発見!■
 

!!
高淤神がいた!

あとで調べたら貴布祢(きふね)社だそうで。だからか!
そしてこのあたりで14時も回り、そろそろちゃんと計画立てないとやばいなと地図とにらめっこ。昨日案内所の方に相談した際には、ここまでのスケジュールで1日消費するよとの計算でしたが、お昼とか休憩とってない分早かったみたいです。
んで昨日ちょっと諦めたものの、あと行ってみたいのは佐太神社と美保神社と勾玉の伝承館。博物館の営業時間を考えると全部回るのは無理だなと思い、とりあえずは絶対行きたい佐太神社に向かってレッツゴー。
RADWIMPSへ音楽をチェンジ。一生にいちどーのワープをここでつかうよー(たりらりらー♪)

次は佐太神社。なんだか良くわかりませんが、「行きたい!」と思った神社。多分これも縁なんだろうと思います。
ここの移動が一番長かったかなあ。途中宍道湖が左手に見えてうはうはしながら車を運転。

■宍道湖!■



どっぷんどっぷん堤防(?)にあたって、たまにしぶきがフロントガラスを濡らすほど。

気持ちよく運転していたのですが、このあたりからカーナビがSっぷりを発揮。案内どおりにすすんでいたら、ふと視界の隅に入った「佐太神社」の文字。
あ、あれっ!?
しかし案内は「直進50M右折。その先、三キロ先右折です」。ちょっと待て。
車を脇へ止めて地図をみる。カーナビの地図も見る。佐太神社の文字がすぐそこに。
…………んんん??
カーナビに逆らって道を戻る。あったじゃん!!!!ちょ、あたいを何処に連れて行こうとしたのよあんたあああ!!!
これからの旅に不安を覚えつつ駐車場へ停車。人がいない割りにだだっぴろい駐車場。
本殿が三殿並立するという非常にめずらしい(と思うんだけどな)造り。

■駐車場から神社を覘く■


■あうんの狛犬■
  
普通向かって右が「阿」で左が「吽」だと思うのですが(思っていたのですが)、ここでは左右逆で向かって左が「阿」で右が「吽」でした。

■由緒書きと遙か4的ピックアップ(笑)■
 

御祭神は、正殿に佐太大神(さだのおおかみ)、伊弉諸尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)、北殿に天照大神(あまてらすおおかみ)、瓊々杵尊(ににぎのみこと)、南殿に素盞鳴尊(すさのおのみこと) 秘説四柱の神。
御利益は道開き等のお導きや、交通・海上安全。
本当は摂末社の田中神社(磐長姫を祀っている)とか西社(木花開耶姫を祀っている)に行きたかったのですが、いまいち場所がわからず断念。
悔しいので案内だけは撮った!

そしてここの左右に参道だか山道だかわかんないよ! というくらい鬱そうとした道が上へ続いているのですが、右側はあんまりにあんまりだったので諦め、左側だけえんやこらと頑張って行ってみました。
チキン片瀬、なけなしの勇気を振り絞って登る。途中まじ泣きそうになった(だって虫が怖い。泣き声はんぱない)。
写真も撮ったのですが、恐怖のあまりか全部ぼやけていたので載せられない…がっかりだ。

駐車場側にお店があり、なにやら名物らしい「すましぜんざい」があるとのこと。
空腹もMAXだったし暑いしで避難。すましぜんざいセットをカフェオレでオーダー。

■すましぜんざいについてきたお漬物とほうじ茶。器が可愛い!■
  
そしてセットで頼んだアイスカフェオレの氷がコーヒーでした。気遣いに感動。

すましぜんざいは、あたたかいお出汁の中に大福(あんこの入ったお餅)が入っているというもので、あと海苔がついてました。
塩分と糖分が同時に摂れるという、この時期疲れた身体にはたまらん一品。

■これが名物すましぜんざい■
  
中にあんこが入ってます。
疲れた身体と空っぽの胃に染み渡ります……。まじうめえ。

これでもうちょっと頑張ろうと車に乗り込み、再び地図とにらめっこ。今から美保神社行って戻って勾玉は無理だと判断。
神社も大分まわったので、一つくらい博物館的なところにも行きたいよなあということでまがたまの里へ。
宍道湖沿いの9号線は車で走っているとすんごい気持ちいい道でした。行きよりも波がどっぷんどっぷんしてて、お日様がきらきら反射して気持ちよい。夕日で有名らしいですよ。

そしてここでもカーナビがSプレイ開始曲がり角などない一本道の途中で「目的地周辺です。案内を中止します」
ちょっ、待っ!!!!!
声をあげてつっこみつつ、一本道なので止まる事も出来ず流される片瀬。大分すすんだところで停車し、地図確認。
施設名ではなく電話番号で目的地登録。戻れの指示。こ、こんにゃろう……。
良いわよあなたがそういうなら戻るわよとUターン。あった、ありました勾玉伝承館。

■まがたま伝承館■

思ったよりこじんまりした施設でした。

勾玉に特化した場所だけあって、勾玉だらけです(当たり前だ)。ツアー客に混ざり、説明を盗み聞く片瀬。
尖っているのが大和型で丸っこいのが出雲型というらしいです。
でもって、月を信仰した出雲族だから勾玉の形がああなったという説もあるそうな(ちなみに太陽を信仰したのが三重・愛知・静岡あたりの農耕民族だったそうです。当時の二大勢力らしい)。
ちなみに片瀬の出身地である埼玉県の「玉」は勾玉の玉だそうで、唯一関東で勾玉を作っていた場所なんだそうな。けれどそれも止めさせられて、600年頃には生産が終わっちゃったとの事。意外な繋がりでした。

■勾玉作成中■
  


この大きさ(3cmくらい)を作るのに1日かかるそうです。

勾玉以外にも所謂パワーストーンを使ったお守りやらアクセサリーが沢山ありました。
丁寧な説明のタグが付いていて分かりやすい。直感で気に入ったものを片瀬も一つ購入。
サービスで、「生年月日から相性のいい色を教えてくれる」というものがあり、やってもらいました。

■結果■

フォトショップ万歳(生まれ年は消したぜ!!)

夏生まれだから、金とか赤とかだろうなと思っていたらその通りで、でも青と白があってびっくり。今回買った石の色が青と透明だったのでちょっと嬉しいv
定期的に石のお清めして下さいねということだったので、明日出雲大社に行った時にそうしようと決意。
さて移動移動と思った矢先に。

■足湯発見!■
  


知らないおじいちゃんと二人きりで足湯に使ってました。これ…冬だったら最高だろうな……。
伝承館の敷地内(駐車場端)にありました。行かれる方がいらしたらぜひ!


今回美味しい食事と温泉は諦めていたのでラッキーでした。
5分くらい入った後、飲み物を追加で購入しつつ、さてどうしようかと車の中で暫し悩む。
戻るには早い。そして夕方。ガイドブックを見ると宍道湖サンセットクルージングがあるぜ☆な案内。
いや…女一人旅でそれもどうよ…と思いつつ、見ないで後悔するよりは乗っちゃえ!ということで電話。そして予約。
6時半出航ということで時間があったので、予定になかった松江城へ。
そして松江城に着いた途端に気付く事実。ん?18時半に出航して20時に出雲に帰れるんか??
予約したところへ電話。クルージングは約1時間。…無理!
ということでキャンセルして松江城観光の後、最後に須佐神社へまた御挨拶して終わりにしようと今日の計画をクロージングしました。


■松江城!■

来る予定の無かった松江城ですが、結論から言いますと来て良かったです。何かすんごい落ち着くんです。
須佐神社もそうでしたが、本当に何時間でもぼーっとしていられる自信があるというか(どんな自信)。実際お城の目の前にある休憩所の階段に座って、30分くらいぼーーっとしてました。気持ちよかったー。

■こんな距離感■
至福の時間

庭園
しっかり整備された庭園の構築具合が絶妙。

緑が綺麗で、蝉の鳴き声が心地よくて風が気持ちよくて。いいなあ、なんかいいなあここ。
そして感動した階段の気遣い。
感動
(足腰が弱い人+小さい子用に段が調整されてわかれている)

すぐ隣にあった松江神社にも御挨拶。

■松江神社■
松江神社

時計を見れば18時近く。そろそろ戻りますかと駐車場へ。

そして満足に食事を取っていなかった片瀬の身体は、空腹と言うか低血糖で両手ががたがた震え始めたのでこりゃあかんとファ○リーマートへ駆け込みました。
ツナのおにぎりと鮭わかめおにぎりとファミチキスパイシー1個をゲット。
包装紙をはがすのももどかしい勢いで食べました。出雲の旅で一番の御馳走だったと言っても過言ではない。
まじでうまかった。空腹は最高の調味料だってどっかのヤンさんも言ってたしね!!(その前に別の偉人が仰ってましたが)

満足した心地のまま音楽をマッキーの1stに変えつつ9号線(宍道湖沿い)をかっ飛ばして須佐神社へ。
夕日
*(運転しながらの写真。ぶれててすまん!)(ちゃんと前は見てるよ)

カーナビの到着予定時間は19時50分。え、ちょ、嘘だろどんなルートで行こうとしてるのよと、途中で止まって地図を確認し、無理やり方向チェンジ。
そしてかっ飛ばす。すっかり身体に馴染んだMOVEちゃんとの相性は抜群です。
19時20分過ぎには着いたよ(きらきら)。

■夜の須佐神社■
夜の須佐神社

■神社前にあった日時計みたいな模様■


危ない運転してごめんなさい。おかげさまで楽しい1日になりましたの御報告をして、二日目終了。

ホテルに着いたのは20時半過ぎ。水分だけ取って早々にお風呂に入りねんこ。明日は早いんだ。
松江城ですれ違った御婦人が「〜で話を聞いてね、当初の予定より1時間早い5時起きで並んだのよ。おかげで見られてね」と出雲大社の話をしてらして猛烈にびびりました。
え、どんだけ並んでるのよ!!!
本当は8時03分の電車で行って並ぼうと思っていたのですが、急遽予定を1時間前倒しにして7:09の電車で出発することにしました。
この日は健やかに睡眠。さようなら○歳の自分(笑)。




3日目へ続く


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