** Happy C×2 **
熊野旅行記初日(11月23〜24日)

11月23日(日):金子さんお別れのターン

【行った場所】
・那智大社(那智の滝)
・闘鶏神社
・龍神温泉


昨日行く予定がずれこんだ那智大社へレッツゴーです。
ここでも予定外。思った以上に時間がかかりました。結構登ります。いえ、上の駐車場まで行っちゃえばそんなに時間かからないんですけど、折角だから風情のあるところをもりっと登りたい!

■こんな道です(大門坂)
 
登る。登る。
平安衣装を借りることも出来るらしく、ちょっとチャレンジしたい気持ちもありつつ時間がないのでスルー。
着てらっしゃる方もいらっしゃいました
 
そしてこの道が曲者。ほんっとに急! そして石段! 昇り切った先にさらに階段!!(涙目)
 
写真より急です。
登ってから又更に階段があるという。冷静に考えればそうだよね、滝があるところが神社だものね、上の方よね……(遠い目)。
えんやこらえんやこら登っても登っても終わりは見えません。侮れないよ那智!!!!!
大門坂は一町〜六町という区切りで構成されていて、「途中の四町で見渡してごれん。那智の滝が見えるよ」と聞いていたので四町で立ち止まる。
結構探しづらい。「あれ? デマか??」と思い始めた頃に遠くにうっすらと見えたご神体。

■那智の滝!


■さらに続く坂道。階段。

すんげ長い階段です。途中2回くらい休憩しました笑

■そしてやっと見えてきた目的地!!

最後の難関。もう…勘弁してけれ……
 
やっとの思いでお参り。

■那智大社!!

やっとたどり着いた! な達成感がすごいです。
会社の同僚は、大門坂からスタートして那智の滝を越えて本宮へお参りしたそうです(途中野宿)。無理無理。

■こんな大きなおみくじもあったよ!(右はお疲れな如月さん笑)
 
そしてやっぱりこのあたりで片瀬の腹が以下略な感じ+休憩もかねて、近くのお店へ。
那智の滝を目指す途中、休憩して甘酒とかあめ湯とかおぜんざいを食す。日本人て…いいね。
■一緒の袋に入れてみた

かりんとうを試食させていただいたりしました。うまうま
そしてここで甘酒討論会勃発。
片「この甘酒、しょうがの味がするね」
野「そりゃするよ。だって甘酒じゃん」
片「え? なんで甘酒にしょうがなの?」
野「え、しょうが入れなきゃ甘酒じゃないよ!」

カラフルライツの二人に意見を聞く。
如「え、入れない入れない!」
金「え、入ってる入ってる!」

2対2で収拾つかず。なんだこれ、出身地の差か!?(意見求む)

HPがそこそこ回復したところで再び移動。那智の滝を目指す。

旅のお母さん(しつこいですが野原さん)に、塔に登って滝見たい見たい! と駄々をこねて移動。

一番てっぺんは網が張られていて、実は2階が一番景色が良かったというオチです。

そしてその後、 僕たちを待ち受けていた今回最大の難所。
 
必死なグリーンライナーの二人。野原様半笑い。
那智の滝、ほんとに甘く見てました。これ本気でお年を召した方は辛いんじゃなかろうか。上の駐車場を利用したとて辛いぞ。
総じてこんなところをスニーカーとは言えミニスカートで歩き回った望美さんてば凄いなあと妄想するくらいには疲れます。弁慶さんの薙刀の利用目的は、武器でなく杖なんじゃなかろうかと思うくらいにも疲れます(とか言ったら笑顔でぼこられそうだ)。

■やっと見えた終着点(涙)!!

■ご神体の滝

この先↓を行くことも出来ます。が、時間の都合で無理。


この時引いたおみくじですが、何故か東京チーム(片瀬如月野原)が見事同じもの(番号すら一緒の13番)で、「旅行」欄が帰り道に注意。
いやあ何このフラグーーー!!(回収しちゃ…らめえ!)
明日…早く出ようね……と誓い合い、那智の滝を後に。

我にかえると既にお昼。ここから金子さんが乗る予定の駅+時間を鑑みると厳しいんじゃね? ということで、バスでとっとと下山しようとしたら1時間に数本のバスが行ったばっかりという事実。
近くにいるタクシーは全部予約済(登ってきた人が戻るために使うもの)。あばばばしながら、おたおたしてても仕方ないので下山。
そしたらすぐにタクシー拾えたよ(ぱああ!)。

無事に車に乗り込みつつ、どう考えても金子さんの時間が厳しいなあということで緊急車内会議開催。
最寄の大きめなJRの駅に行って、そこから電車に乗ってもらったほうが車で行くよりもいいだろうということで計画を練り直していたら、助手席側の窓ガラスを叩く音。窓越しの女性。振り返れば止まっている車。
え、ちょ、うちら邪魔っ!!?? と大慌てしつつ窓を開けたら「道に迷われてるんですか?」と一言。
な、なんて良い人(たち)……!!!!!
わーんわーん優しいよこっちの人うええええん(号泣)!
丁度目処が立ったところだったので、御礼を言って発信。関西出身の如月さんの助言のもと、近場の大きめな駅へ移動(すでに駅名忘れてます)。

30分を残し到着。とりあえずお昼食べようかということになり近くのファミレスへ入ったものの、「早くお出し出来ますよー」と言われ、時間の無い金子さんがオーダーしたエビフライカレーが出てこない罠。
「これで野原のドリア(時間かかりそうなもの代表)が先に来たら笑うよねー」とか言ってたら本当にドリアのが先に来ました。
電車の出発時間が迫る。カレーは来ない。片瀬焦る。金子笑う。
「ごめん! もう行くね、カレーは皆で食べて!」
颯爽と去っていった金子さん。直後に登場したカレー。

■金子さんの胃袋に収まるはずだったカレー。ありがとう金子さん…君のことは忘れない……。

数日魚続きだった為皆して肉を食らい、田辺へ向けて移動。途中、お母さん(しつこいですが野原さんです)に飲み物やお菓子を買って良いですかとおねだり。「好きなものをお買い。おかーさん今お財布の紐緩いからなんでも大丈夫やでー」のお返事。ま、ママッ(笑)!
その後、車がすすめばすすむほどトイレに行きたい具合が良い感じになる三人。
野「神社着いたらお手洗い行きたいです!」
片「同じくです」
如「みーとぅー」
微妙な渋滞にハマる車。微妙に無言になっていく車内。

■やっと見えた闘鶏神社(はあはあ)

お手水のところで、如月さんの足がつりました(激写する鬼片瀬)

今写真確認したら、野原さんがちょう良い笑顔でした。私以上に…鬼やな笑


あれです。赤髪のあの人が譲さんに射られそうになったあの神社です。

■弁慶さんを祭っている神社(→はちょと拡大)
 
尿意と戦いながら萌えを昇華する私たちは神社に大変ふさわしくないと思いますごめんなさいごめんなさい。

■湛増さんと弁慶さん

史実として有名ですが、一般的に弁慶は湛増の子どもとされています。
遙か3では弁慶が叔父になっていましたが、この説はあんまり有力じゃないっぽいですね。

そしていい加減膀胱のリミットぎりぎりになり、と、とりあえずトイレ…! と神社を後に。
近くをうろうろするも見つからず、もう、神社に戻ってお借りしましょうよという(くらいひっ迫してました)事態になりました。なんということでしょう。
トイレ後のうちらはまさにビフォーアフターもびっくりな程のすっきりっぷりでした。失礼。

建物内のお手洗いをお借りし、外に出ようとした時やたらと正装の方とすれ違うなーと思っていたら、本殿のほうから聞こえる祝詞。
神社が閉まる時間なので、なんかそういう1日の締めのお祈りなのかな、と思ってみていたらなんだかやけに本格的。
お守りを売ってらっしゃった巫女さんにお聞きしたら「新穀感謝祭(新嘗祭)の時期なんです」とのこと。ふおおおおお!
今の時期は毎日やってらっしゃるのかと聞いたら、今日だけとのこと。webとかでも特に(時期について)公開されてないし、すんごいラッキーでした。
トイレに苦しんだのも無駄じゃなかった…じゃないと見過ごしていた。
しばし3人で奉納される舞や祝詞を堪能させて頂き、その後再び境内を散策。

■闘鶏神社の鶏さん(全体図が酷い手ぶれだったのでアップ写真のみ)

説明文。

ここで引いたおみくじが、このたび唯一の大吉でした。やった!
大事にお財布にしまいつつ、御挨拶していよいよ龍神温泉へ。
予定より遅くなってしまった為、暗い山道をえんやこらです。おいら、トンネル嫌いなんだ…。

田辺から1時間ちょっとかけて、本日のお宿へ到着。
いきなり訪れる試練。し、車庫入れせまっ!(片瀬が下手なだけです)
このお宿の方が、もう、ほんっとうに親切で凄い感動しました。お部屋は暖めていてくださったし、おこたつに電気はついてるし(めそめそ)。
晩御飯の時間は調整しますので、お風呂に行かれたらどうですかというご厚意に甘え、行ってきました龍神温泉。
野原さんの日記にもありましたが、予想外の立派さでした。なんかこう、秘境の温泉! というイメージでしたが立派な公共施設です。洗い場に仕切りまである。
日本三大美人の湯、とのことで、入ってしばらくすると「あ、お湯がとぅるんとしてるな」と思うのですが、入った直後は「(お湯が)つよっ!!」って感じです。
ちょっとぴりぴりしました。いてててて、と声が出るくらいには(へたれ発動)。

■出た後は噂のゆずシャーベット!!

予想外に種類が多かったです。ゆずシャーベット2種(すっぱいのと甘め)と、ゆずアイス。他、各種アイス。
甘いシャーベットとゆずアイスをゲットして食べ比べ。んまーんまー。

アイスの方は、上にゆずソースがかかってました。


お宿に戻った3人を待っていたのはあったかい御飯でした。時間、遅くしたのに、作り置きじゃなかったよ…(涙)。

■もみじの天ぷら!

茶碗蒸しがすんごいおいしかったー子持ち鮎もおいしかったー白米もりもり頂いたー!
おもてなしもお食事も、個人的にはこのお宿が一番好きでした。確かに古いし鄙びてはいるのですが、親戚のおばあちゃんちに来ている感じ。
ドアも鍵が閉まらず、部屋によっては障子だったりするのですが、親戚んちなので気にならないって感じです。
ほくほくと就寝。
ゆたんぽぬっくいーほかほかー。
部屋が狭かった(コタツ机を動かすのが面倒だった)ので、お布団二組引いて3人で寄り添って寝ました。家族ー。

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以下、まとめのようなもの。
11月24日(月):帰路

あとはもう帰るだけです。
飛行機が11時台だった為、朝温泉に入れなかったのが残念。
(元湯は朝7時からですが、朝食と出発時間の兼ね合いから無理でした)
途中、山中にあるお土産屋さんでお買い物andトイレ休憩をしながら麓に降りてレンタカーをお返しし、空港へ。
帰りの飛行機では3人そろって爆睡でした。

色々慌しい旅行でしたが、楽しかったです。
白浜→三山→(勝浦)→田辺→龍神温泉というルートは、先に帰る金子さんの行きたい場所を行程の前に詰め込んだ結果ですのでこのルートを真似しちゃだめですよー(笑)。
でも勝浦から田辺までも車で2時間半くらいですし、ずっと海沿いの道ですし、海沿いを車で走りたいぜ! って方にはお薦めです。すんげ綺麗でした!空港出発でぐるっと空港に戻ってくる、っていうプランとしては有りです。
以下フリーコメント
・熊野三山を回りたい場合
  →熊野古道を歩きたいのでなければ1日でOKです
  →ちょびっと歩きたいな、という場合、最短ルートでも3時間は見ておいたほうが良いです
   その場合、バスを使うなら2箇所が限度(一番早いバスが11時台の為)。タクシーを使って歩ける場所に戻るなら、朝の9時スタートくらいじゃないと1日で三山回るのは厳しいと思います。
  →那智大社、結構歩く……ぜ。
・全体的に
  →足が便利とは言いがたいので、事前にバスの時間や電車の時間を調べておいたほうが良いです
  →できればレンタカーを! 山道もきちんと舗装されてますし、大丈夫ですよ
  →高野山は雪が降り、チェーン規制が入りました(11月下旬)。龍神温泉に行く際、田辺からならOKですが、高野龍神スカイラインを使う場合は注意注意
・羽田⇔南紀白浜は2便/日しかありません。でもやっぱり便利、近いし。
  それか関空ですね。関空からだと、和歌山まで電車で1時間ちょいかかります。
・龍神温泉のお宿は取り辛いので、出来るだけ早めに!!
  じゃらんとかYah/oo!トラベルとか一/休.comとかがうまっていても、直接検索かけたりすると空いていたりします。
  個人的穴場と思うサイトは楽/天さん。他ので埋まっていても、こっちだと空いてるケース多い。

個人的にはやっぱり白浜がすんごい楽しかったです。波! 海!
あとは古道を歩いてる時かなあ。本当に疲れなかった。一緒に行ったメンバーのおかげかもしれません。ありがとう!

次はどこかなー。お伊勢さんか縄文杉か高千穂峡!
宮島も又行きたいです。秋の宮島は本当に綺麗だった…。

文字だらけの旅行記でしたが、最後までお付き合いくださってありがとうございましたv

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